将来の年金への不安等を背景に、NISAやiDeCoを活用している人は多いと思います。
iDeCoは運用益非課税に加え、拠出時の節税効果がありますが、受給時の税・社会保険料が掛かってくる可能性もあります。
一方で、NISAは資金拠出時の節税効果はありませんが、引き出しのタイミングは自由で税金への影響もなく、活用しないともったいないですね!
本記事では、
・筆者が積立NISAを選んだ理由
・これまでの積立NISAの運用状況
・2022年の投資方針 を説明します。
積立NISAにした理由
筆者が普通のNISAではなく、積立NISAにした理由は主に3つあります。
①トータルの投資額が多い(非課税メリットが大きい) ②投資期間が長い ③ほったらかしでいい
- 積立NISAは 20年・40万円/年、総額800万円と枠が大きい。
(さらに5年延長で最長25年、総額1,000万円に拡大していますね) - また、投資期間20年あれば米国株投資であれば、絶対ではないですが、元本割れになる可能性は相当程度低く、年率平均一桁後半%のリターンが出れば、20年で資産が2倍3倍~になる可能性は十分見込めます。
- 途中で売却してしまうと非課税メリットがなくなるので、バイ&20年ホールドのインセンティブが大きく、ほったらかしにしておくだけでいいというのも楽ちんですね。
ということで、20年後の生活費やお楽しみ予算としてしっかり育って欲しいと期待しています。
足元の積立NISAの状況
資産評価額: 255万円
うち買付額: 158百万円
うち評価損益: 97百万円
年別の内訳(各年40万円のフルインベスト)
2018年投資分:77万円
2019年投資分:70万円
2020年投資分:64万円
全体のポートフォリオ
eMAXIS Slim 米国株式: 138万円
楽天・全米株式インデックス・ファンド: 91万円
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本): 26万円
- 積立NISA開始から3~4年でこのパフォーマンスなので、上々ですね。
このペースで増えて行って欲しいですが、残念ながらそう簡単にはいかないでしょう。とはいえ20年あるので、一喜一憂する必要もないですね。
- 基本的には米株インデックスファンドで積み立ててきましたが、相対的なバリュエーションの高さをやや心配して、全世界株式にも分散し始めました(それでもオルカンの6割程度はアメ株です)。
- こうしてみると、我が母国、日本株に全く投資していない、信用していないということがわかりますね( ;∀;)
個別株では、日本株にも魅力のある会社は多くあると思いますが、市場全体の比較となると、相対的な魅力度は低いという判断ですかね。
オルカンにおける日本が占める割合は足元6%程度と、減少傾向は否めないです。
2022年の投資方針
- 2022年の投資方針は思案中でしたが、積立NISAの対象ファンドは限定的なので、悩む要素も少ないです。
引き続き、eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) + 全米株式インデックスで行こうと思っております。 - エマージング市場もアンダーパフォームしてきているのでそろそろ感もあり、オルカン多めかなと思っています。
- 以下は、積立NISAのSBI証券のランキングで、昨年12月の月間積立設定金額が多いファンドです。
やはり低コストの米国株・オルカンが人気ですね!
積立NISAの人気ファンド
順位 | ファンド名 |
1 | SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド |
2 | 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
3 | SBI-SBI・V・全米株式インデックス・ファンド |
4 | 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) |
5 | SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド |
以上、積立NISAを考えている方のご参考になれば幸いです。
Cheers!